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新潟県で助産師に転職する方法。周産期母子医療センター8か所体制と県立病院の採用の仕組み

「新潟県で助産師として転職したいけれど、県立病院・大学病院・クリニックで採用の仕組みがどう違うのか分からない」「新潟県病院局が実施する採用選考考査はいつ、どんな区分で行われるの?」——新潟県は新潟市に医療機関が集中する一方、長岡市・上越市・南魚沼市など県内各地に周産期医療の拠点病院が整備されている地域で、就業先の種類によって仕事内容や採用の仕組みが大きく異なります。この記事では、新潟県で助産師として働く際の主な選択肢、県立病院の採用選考の仕組み、給料相場を一次情報とあわせて解説します。

新潟県で助産師として働く主な選択肢

新潟県内で助産師資格を活かして働く場合、主に次のような就業先があります。

  • 総合周産期母子医療センター: 母体・胎児集中治療管理室(MFICU)やNICUを備え、ハイリスク分娩・新生児医療に対応する高度医療機関(後述のとおり新潟県内に3施設)
  • 地域周産期母子医療センター: 総合周産期母子医療センターと連携しながら、比較的高度な周産期医療を提供する医療機関(県内に5施設)
  • 新潟県立病院: 新潟県病院局が運営する県立病院の産科・婦人科病棟(後述のとおり県内13施設のうち一部が産科を扱う)
  • 一般病院・産婦人科クリニックの産科病棟: 正常分娩を中心に扱う病院・クリニック
  • 助産院: 助産師が開業し、正常分娩の介助や母乳育児支援、産前産後ケアを行う

まずはハイリスク分娩に携わりたいのか、正常分娩を中心とした地域のお産に関わりたいのかを整理したうえで、就業先の種類を絞り込むとよいでしょう。

新潟県立病院の助産師採用選考

新潟県病院局は、県内13の県立病院(妙高病院、中央病院、まつだい診療センター、柿崎病院、津川病院、坂町病院、加茂病院、十日町病院、吉田病院、がんセンター新潟病院、新発田病院、リウマチセンター、精神医療センター)を運営しており、公式サイトで「新潟県職員採用選考考査(助産師・看護師)」の募集を毎年度実施しています。

公式サイトで確認できる令和8年度の募集事例では、看護師A区分(募集人員15人程度、昭和40年4月2日以降生まれで看護師免許取得者または令和8年度看護師国家試験による免許取得見込みの人が対象)について、申込期間令和8年7月3日〜8月17日、試験日8月29日(教養試験・小論文・面接・適性検査・資格調査)という日程が示されていました。助産師についても別区分での採用選考考査や追加募集が行われていますが、募集人員・応募資格・日程は年度や区分によって異なるため、応募を検討する場合は新潟県病院局のウェブサイトで最新の受験案内を必ず確認してください。

このうち県立新発田病院・県立中央病院(上越市)は、後述する地域周産期母子医療センターの指定も受けており、公立病院として身分の安定した働き方をしながら周産期医療の経験を積める点が特徴です。

新潟県の周産期母子医療センターは8か所体制

厚生労働省が公表する周産期母子医療センター一覧(令和6年4月1日現在)によると、新潟県内の周産期母子医療センターは総合周産期母子医療センター3施設地域周産期母子医療センター5施設の合計8か所体制となっています。

  • 総合周産期母子医療センター(3施設): 長岡赤十字病院(長岡市、平成15年10月指定)、新潟市民病院(新潟市中央区、平成19年11月指定)、新潟大学医歯学総合病院(新潟市中央区、平成22年4月指定)
  • 地域周産期母子医療センター(5施設): 県立新発田病院(新発田市、平成15年10月指定)、済生会新潟病院(新潟市西区、平成15年10月指定)、長岡中央綜合病院(長岡市、平成15年10月指定)、県立中央病院(上越市、平成15年10月指定)、魚沼基幹病院(南魚沼市、平成27年6月指定)

総合周産期母子医療センター3施設のうち新潟市民病院・新潟大学医歯学総合病院は新潟市内に、長岡赤十字病院は中越地方の長岡市に立地しており、地域周産期母子医療センター5施設も新潟市・長岡市・上越市・南魚沼市・新発田市と県内に分散しています。とくに魚沼基幹病院は平成27年6月指定と比較的新しく、県内でも医療資源が手薄になりやすい中越・魚沼地域の周産期医療を支える拠点です。ハイリスク分娩や新生児医療の経験を積みたい助産師にとって、勤務地の選択肢を考えるうえで参考になるでしょう。

給料相場

厚生労働省 職業情報提供サイト「job tag」に掲載された令和7年賃金構造基本統計調査によると、助産師全体(全国)の平均年収は566万7,000円(月収38.9万円、賞与98.8万円)となっています。

新潟県立病院などの公立病院では、地方公務員またはそれに準じた給料表が適用され、経験年数や役職に応じて昇給する仕組みが一般的です。ただし、実際の初任給・年収額は年度・職務経験年数・勤務先によって変動するため、応募時には各採用選考考査の受験案内に記載の給与条件を必ず確認してください。求人サイトの集計データ(参考情報)では新潟県内の助産師求人の相場が示される例も見られますが、これは公務員・民間を問わない集計であり一次情報ではない点にご留意ください。

まずは希望条件に合う転職サービスを比較したい方は、看護師転職サイトの比較ランキングも参考にしてください。

また、新潟県では公益社団法人新潟県看護協会が新潟県からの委託を受け「新潟県ナースセンター」として、看護職の無料職業紹介(ナースバンク事業)・相談対応を行っています。県立病院の採用時期が合わない場合や、求人の探し方に迷う場合は、こうした公的な相談窓口も選択肢のひとつです。

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転職のメリット・デメリット

メリット

  • 総合周産期母子医療センター3施設・地域周産期母子医療センター5施設が新潟市・長岡市・上越市・南魚沼市・新発田市など県内に分散しており、勤務地を選びながらハイリスク分娩・新生児医療の経験を積める
  • 魚沼基幹病院など比較的新しい指定施設もあり、県内でも医療資源が手薄になりやすい地域で周産期医療の経験を積める
  • 新潟県立病院などの公立病院は身分が安定し、給料表に基づく昇給が期待できる

デメリット

  • 新潟県職員採用選考考査(助産師)は募集人員・応募資格・日程が年度や区分によって変動し、看護師採用に比べて情報が見つけにくい
  • 専門性の高い総合周産期母子医療センターほどハイリスク症例やオンコール対応が多く、勤務負担が大きくなりやすい
  • 県立病院の採用選考考査は申込期間が夏場など特定の時期に設定されることがあり、スケジュール管理が必要

転職で押さえておきたいポイント

経験を積みたい分野で就業先の種類を選ぶ

ハイリスク分娩や新生児医療の経験を積みたい場合は総合周産期母子医療センターや地域周産期母子医療センター、正常分娩中心で地域のお産に携わりたい場合は一般病院・産婦人科クリニックや助産院というように、自分が積みたい経験に応じて就業先の種類を絞り込みましょう。

県立病院の採用選考考査は募集時期・区分をこまめに確認する

新潟県立病院の助産師・看護師採用選考考査は、区分(A区分・追加募集など)によって募集時期や応募資格が異なり、看護師の募集情報に比べて助産師の詳細が公式サイト上でも見つけにくいことがあります。関心のある場合は新潟県病院局のウェブサイトや採用サイトを定期的に確認するか、病院局総務課へ直接問い合わせるとよいでしょう。

県立病院以外の選択肢もあわせて比較する

県立病院の採用時期が合わない場合や、クリニック・助産院での働き方に関心がある場合は、看護師転職サイトに登録して求人を紹介してもらう方法もあります。就業先ごとに扱う症例・オンコール体制・給与条件は異なるため、複数の求人を比較しながら検討を進めることをおすすめします。

この記事の主な情報源

制度・募集要項・指定施設数は年度により変更されるため、最新の情報は各機関の公式ページで必ずご確認ください。

よくある質問

Q. 新潟県で助産師として県立病院に転職するにはどうすればよいですか?

新潟県病院局が運営する県立病院(妙高病院、中央病院、新発田病院など13施設)の採用選考考査に応募する方法があります。募集区分・募集人員・応募資格は年度や区分(A区分・追加募集など)によって異なるため、新潟県病院局のウェブサイトで最新の受験案内を確認してください。

Q. 新潟県の周産期母子医療センターはどのくらいありますか?

厚生労働省の公表資料(令和6年4月1日現在)によると、総合周産期母子医療センター3施設と地域周産期母子医療センター5施設の合計8か所体制です。総合周産期母子医療センターは長岡赤十字病院・新潟市民病院・新潟大学医歯学総合病院です。

Q. 助産師の給料は新潟県の方が高いですか?

助産師全体(全国)の平均年収はjob tag(令和7年賃金構造基本統計調査)で566万7,000円です。新潟県立病院などの公立病院は地方公務員に準じた給料表が適用されますが、実際の金額は年度・経験年数・勤務先によって変わるため、各採用選考考査の受験案内で確認する必要があります。

Q. 新潟県立病院の助産師採用は未経験でも応募できますか?

募集区分によって応募資格が異なり、経験者向けの区分が設けられる年度もあります。未経験の場合は看護師の一般採用区分での応募や、他の医療機関の求人もあわせて検討するとよいでしょう。詳細は新潟県病院局の最新の受験案内で確認してください。

まとめ

新潟県で助産師として働くには、総合周産期母子医療センター3施設・地域周産期母子医療センター5施設をはじめとする高度医療機関、13の県立病院、一般病院・クリニック、助産院など幅広い選択肢があります。新潟県病院局は毎年度、助産師・看護師の採用選考考査を実施していますが、区分によって募集人員・応募資格・日程が異なるため、公式サイトをこまめに確認することが重要です。県立病院以外の選択肢も含めて看護師転職サイトで求人を比較検討することをおすすめします。

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