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立ち仕事が多い看護師という仕事。
座る事なんて全然無いという方も多いのではないでしょうか?
夕方くらいになってくると、足が重だるくなり、それでなくても疲れているのに、ため息しか出て来ない・・・。
足のむくみが少しでも良くなったらいいのに・・・。
そんな看護師の方に、足のむくみを解消できる方法をご紹介します。
足のむくみの原因
立ち仕事の多い職業の方々は、足のむくみに悩まされている方が多いのではないでしょうか?
長時間立ちっぱなしだと、液体は重力の関係で、心臓より一番遠くにある足に集中します。
そのために、夕方になると足がむくむのです。男性より女性が多い理由は、ふくらはぎの筋肉が男性のほうが発達しているためにポンプ機能が高いことが考えられます。
また、女性はホルモンバランスを崩しやすく、血行が悪く、冷え性の人が多いのも原因の一つとされています。
足のむくみ解消方法(職場でできる対策)
かかと上げ
ふくらはぎの筋肉が機能すると、むくみは改善傾向となります。
したがって、かかと上げを1日複数回行うことが効果的です。
これは、長い間飛行機に乗っているときにも使えます。10回行うのに数秒程度しかかからないので、空き時間を見つけて、気が付いたときに行うように心掛けましょう。
例えば、検査に迎えに行くエレベーターの中や、トイレに行ったときなどに行うと効果的です。
土踏まずのマッサージ
トイレに行った時や休憩の時には、両手親指を使って土踏まずを数回押しましょう。
簡易的なものですが、足の疲れも取れるのでおススメです。
圧迫用ストッキングやソックス
足のむくみ解消グッズも多く売られています。
それらの解消グッズを使用してみるのも一つの方法です。
筋力のサポートをするタイプや圧迫して血液が足に集まらなくする物など、沢山の商品がありますので、自分に合ったものをチョイスしましょう。
心臓に血液が戻りやすくなり、血行も改善されて冷え性にも効果があります。
足のむくみ解消方法(自宅での対策)
食事の見直し
水分を控えているという方は多いのではないでしょうか?
水分を控えると確かにむくみは減りますが、その分、血液も濃くなります。
最悪、脳梗塞などの合併症も引き起こしてしまいます。尿量も減るため、感染しやすく、膀胱炎になる危険性もありますので、水分を過度に控えることはあまりお勧めしません。
水分以外で見直しができるのは、塩分ではないでしょうか?塩分を多く取りすぎてしまうと、むくみの原因になってしまします。
今は、外食も安くできるため、味の濃い食事をとることが多くなってしまい、塩分過多になりやすくなってしまう事があります。したがって、できる限り塩分の少ないものを摂取することをお勧めします。
また、むくみは血流障害からくることが多く、体を温める食材を取り入れると効果的です。
例えば、「しょうが」です。体を温めてくれるので積極的にとるようにしましょう。
リンパマッサージ
入浴後などにリンパマッサージを行うのも効果的です。
美脚効果もあるので、続けると良いでしょう。
足全体にローションかクリームを塗って滑りを良くしておきましょう。
- 足の裏から始めます。指の付け根からかかとに向かってさするようにマッサージ行います。
- 足の指を回したり、ひっぱったり動かします。
- 足の甲を指側から足首に向かって摩ります。
- 外くるぶし、内くるぶしの周りを、円を描くようにマッサージします。
- アキレス腱に沿ってふくらはぎに向けてマッサージします。
- 足首から膝裏に向かってふくらはぎを摩るようにマッサージします。
- 雑巾を絞るような動きで足首から膝裏に向かってマッサージする。
- 膝の裏を親指でゆっくり満遍なく押します。
リンパの流れを意識して行いましょう。
足を高くして寝る
足のむくみは、下肢の筋力不足によるものが多いので、寝るときは、足を心臓より高くして寝ると、血液が心臓に戻りやすくなり、むくみの解消に効果的です。
まとめ
足のむくみは、重だるい、足が太く見える、皮膚が傷つきやすいなど様々な問題を起こします。
また、慢性的にむくむ場合には、腎臓や心臓が原因の事もあるので、気になる方は一度病院で見てもらうと良いと思います。
むくみの除去にはリンパの流れを良くする必要があります。ストレッチやマッサージを日頃から心掛け、むくみを解消しましょう。