看護師転職活動で病院見学は必須!見学時に確認する3つのポイント

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転職をしたい…と考えている時ほど、なかなか踏ん切りが付かないものです。ですが、一度病院見学をすることで、自分が働きたい環境がどういうものか、整理できるようになります。

求人票だけを見て面接に向かっても、病院内のことが良くわからず、失敗してしまう場合も少なくありません。見学の際は3つのポイントを覚えておきましょう。

中規模以上の病院のポイント。急性期病院は「7:1」か「10:1」か

病院が看護師の求人を行うのは、9月前後が一番多いと言われています。10月以降は、病床を数多く持っている病院に取ってどうしても看護師を確保しなければなりません。

例えば、急性期病院は全国で1,500以上もあり、1人の看護師が7病床を担当するのか、それとも10病床を担当するのか…で、国からの医療報酬の額が大きく変わります。そのため、急患を受け入れる病院では「7:1」なのか「10:1」なのかを確認しましょう。

なお、10月以降、急性期病院には厚生労働省から「看護師数と病床数」のチェックが入ります。診療報酬が多く受け取れるかどうかが決まるのはこの季節です。

看護師ひとりひとりにとってみれば、受け持つ病床数が少なければそれだけ「患者のケア」の充実度が図れるとともに、看護師の待遇も大きく変わります。残業の時間も少なくて済むのが「7:1」なのです。

急性期病院を見学する場合は、看護師の動きをよくみておくことです。病棟を小走りに動く看護師、医師、放射線技師などから、病院の忙しさが分かってくるはず。また、表示ひとつにも「わかりやすさ」か「わかりにくさ」が表れます。

急性期病院だけでなく、慢性期病棟もある場合は病棟と外来の連携を見る

急性期病院の特徴は、夜勤が多いということ。救急車の出入りもありますし、見舞いの家族が多く訪れることから、人の出入りが非常に多いのが特徴です。

それだけでなく、入院病棟のほかにリハビリ病棟、外来病棟とある場合は看護師の連携をよくみること。病棟と外来の連携がスムーズなのか、それとも何となくぎこちないかで、職場の雰囲気が手に取るようにわかります。

また、病院は常に経営上の問題から、慢性期にするのか、急性期に特化するのか、終末期を設けるのか…といろいろと変わる場合が多くあります。ですから、事務担当者に入院患者は増えているのか、急患はどうか、今後は終末期患者が増えそうなのか…などを聞いておきましょう。

自分のやりたい看護ができるかどうか、確かめておくことが大事です。

小規模病院見学のポイント。クリニックをどう見るか?

クリニックの場合、大事なのは「経営者がどんな人か」ということ。高齢の場合は、後継ぎがいるのかどうか。もしいない場合は、病院そのものを誰かに譲るか、廃業してしまうこともあります。

もう一つは常に安定した患者数がいるのかどうかを探ります。看護師が定着しないクリニックの場合は、患者数の激減だけでなく、クラークの対応がいまいちの場合もあります。

クリニックの場合、男性医師が院長で奥さんが看護師長…という場合も少なくありません。こうなると、看護師長に可愛がられないと人間関係が込み入ってくることも考えられます。クリニックは人間性を見る!そこに尽きるのです。

3つ目のポイントは、「働きやすい環境かどうか」

病院の規模にかかわらず、よく見ておきたいのは「働く環境」。ロッカールーム、駅から近いかどうか、駐車場の有無、そしてナース服の動きやすさなど。見学のポイントには、病棟内の清潔さも確認しておきましょう。

看護記録に関してもチェックしたいところです。どのような方法を取っているのか、用紙はどのようなものかを確認しておくのが大事です。特に、説明してくれる担当者がどの程度知っているのかも重要なポイント。病院全体で情報を共有できているならば、問題はありません。

見学の際、これは!と思う点に「仮眠室」があります。病棟管理の場合、どうしても働いている場所だけを見学させてもらうのですが、実際に働いて「休むところがない!」のはストレスを生んでしまうかもしれません。

特に、夜勤で二交代制の場合、仮眠が取れない…としたら、どうでしょうか?また、食事を取る場所はどうでしょうか?狭い、暗いでは食欲も湧かないこともあるでしょう。

病棟内を見る、外来の様子や施設の広さ、明るさを見るのは当然のことですが、大事なのは「裏方」の部分。ぜひ見学の際はひと通り見せて頂くのが一番です。

病院見学は、自分の目で職場を見極める大事なイベントです。ぜひ、自分からいろいろと質問して見学させて貰いましょう。質問をすることは病院担当者に「意欲のある看護師」と映ります。ですから、積極的に回り、自分の意思を伝えるのが大事と言えます。

また、病院のグループなども覚えておくと良いでしょう。いきなり合併したり、吸収されたりすることがよくある時代です。突然異動になって、グループ内の病院に転勤することもあるかもしれません。そういう可能性がないかどうかも、聞いておきましょう。

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