大学病院で働く看護師が転職する事のメリット、デメリットとは

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看護系大学や医科大学看護学部、など日本には約250もの看護師を育成する学校があります。そのほかに専門学校や高校など、全国で一番人気のある職業学校が看護系。

新卒ナースがまず入職する先が「大学病院」というケースもあるでしょう。2017年現在、全国には約150の医科大学附属病院があり、22もの歯科大学付属病院も存在します(クリニックは除く)。

大学病院で働くメリット・デメリットはいろいろあるでしょう。また、大学病院を辞めて転職を考えている看護師さんもいらっしゃるはず。

転職すべきかどうか…ヒントになる情報をご紹介していきます。

大学病院は忙しい?

よく「病棟は想定外なことがあって忙しい」「外来はルーティーン」と思っている方がいます。さらに「メジャー科は多忙」「マイナー科はヒマ」と言う方、あるいは「外科は残業がない」「内科は残業が多い」と考える方も多いでしょう。

もちろん、病院によってそれぞれの特徴がありますから、どの科が忙しい・忙しくないはわかりにくいもの。ただ、急性期病棟の看護師と急性期診療の担当看護師は常に忙しい…これだけは全国共通です。

大学病院とは、医学部付属病院と歯学部付属病院があります。歯学部付属…と言っても、内科や外科を備えた病院が多く、もちろん求人もあります。歯学部付属病院の内科や外科の場合は、医科大学病院より規模が小さいことが多く、それほど多忙ではないようです。

実は、大学病院は看護師の理想の働き方ができる場所

ただ、転職を考える大学病院ナースのほとんどは「医科大学系附属病院」。診療科目が40以上、急性期から慢性期までそろっており、全てが「研究のため」の診療科目です。インターン医師の教育の場でもあり、看護師にとっても育成の場となっています。

ですから、本来の看護師としての仕事だけに集中できるように、インターン医師が動き回ります。大学病院ほど看護師が看護師らしく働ける場はない、と言われています。

注射や点滴もインターン医師が行うなど、看護師はひたすらケアに集中できる…そこをよく理解しておくとよいのではないでしょうか。

転職してわかる、一般病院やクリニックとの大きな違い

大学病院は研究の場…それは看護師の世界でも同じことが言えます。いままでの看護スキルがある日突然時代遅れになることがよくあります。大学病院の場合は、新しいスキルを取り入れるのが当たりまえですから、皆必死に覚えようと努力するでしょう。

ですが、一般の病院やクリニックではそれが通用しないことがよくあります。看護スキルが古いのはまだしも、古くからある地方の病院では衛生管理も古い考えのまま…ということがよくあります。

看護師も長年勤めているため、ベテランナースの言うことが正しい…ということもよくある話。中には「こんなやり方は許せない!」と一般病院に転職して、数カ月で辞めてしまう看護師もいるほどです。

一般病院には一般病院のやり方があって、多少看護スキルが違っていても医師やほかの看護師とのコミュニケーションでなんとかやりくりする…この文化の違いが、大学病院との大きな違いと言えます。

大学病院は実は特別な場所。メリットは多い

大学病院に勤務する看護師のメリット…それは、看護師としての仕事の充実です。もちろん中には看護学部ができて間もない大学もあるでしょう。また、看護学部の学生レベルが低いところもあります。ただ、給与はしっかり支払われますし、常に若い看護師が入ってくることから、人間関係がジメジメしているという状況は少ないのです。

休みもしっかり取れる、看護スキルは上達できる。勉強は欠かせないが、仕事の充実感は大きい。そして、メリットの一つが「産休後」復帰させてもらえる…ということでしょう。それも、病棟・外来・受付など看護師のプライベート(育児中、親の介護中)などに気を使ってくれることも、大きなメリットです。

そして、長年大学病院に勤務していると、こんなこともあります。師長や部長になれなかった看護師が、退職後に一般病院の看護部長として「天下り」することがかなり多い…これもメリットの一つと言えます。

逆に言えば、大学病院からほかの病院に転職することは、こうしたメリットを捨てることにもなる…ということなのです。

大学病院からほかの病院に転職するメリットとは?

大学病院は充実できる…と上記で書きました。ですが、現実的には「過酷だ」という看護師の意見も少なくありません。

理由として「大学は研究の場」であって、看護師も数が多く、いったん入職した診療科の同じチームで働き続けることが多いから。看護師の一人が「病棟から外来に移りたい…」と希望を持っていても、それを相談する部署がない!それが、大学の組織なのです。

看護師は診療科の医師のもとで働くわけで、医師の権限が非常に大きいのも特徴。ということで、独特な人間関係も横たわっているのです。

こうした複雑な状況で「疲れてしまった」なら、大学病院にいることがデメリットになってしまいます。転職したいけれど、辞めることもままならない…そのうち本当に疲れて病気になってしまう看護師…どうしたらよいでしょうか?

大学病院にいるべきか、転職するべきか…相談するなら、コンサルタント

ここで考えたいのは、事情を良く知る第三者に転職すべきかどうかを相談することです。看護師転職サイトのコンサルタントは、実は大学病院にもしっかりと出入りしています。

大学は医師と看護師、多くの人材を育てています。医療関係のコンサルタントは、病院の経営にも深くかかわっていますので、どんな医師・どんな看護師がどの病院で必要とされているのかをよく知っています。

大学病院で働く看護師…これは、まぎれもなくスキルの高い看護師と認めてくれます。ですが、実際には職場環境が合わない状況になっているなら、もっといい環境を推薦してくれるはずです。

ぜひ、転職サイトに登録して、コンサルタントに助言を求めてみてはいかがでしょうか?

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