看護師転職成功のカギは優秀なキャリアアドバイザーに出会うこと

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転職したいけど、どうしていいかわからない…

看護師転職サイトはいろいろあるけど、登録するのはちょっと怖い…

看護学校でも様々な病院の求人に出会ったり、病院の合同説明会に参加された方は多いでしょう。

中には「こんな病院に勤めたい」と最初から希望して、入職されたケースもあるはず。

ですが、実際に働いてみて想像と違った病院のリアルさ…

そこから抜け出すか、あるいは我慢してみるかはあなた次第です。ただ、転職は一つのきっかけに過ぎません。自分がどういう看護師になりたいのか、それを考えて転職する。その方法をご紹介しましょう。

転職サイトを運営する「転職エージェント」とは

転職したい!と思ったら、ハローワークや転職雑誌で求人を探すか、病院の求人に直接応募する方法があります。その場合、現在働いている状態のまま次の職場を探すか、現在アルバイトや派遣・パートに籍を置いたまま探す。あるいは、離職中で「無職の状態」から求人を探す状況などがあります。

夜勤もあるし残業もあるなか、転職先を探すのはなかなか大変。そもそも仕事で疲れて帰宅し、食事をして気が付いたら寝ていた…という毎日では求人探しの余裕も生まれません。

疲れた、休みたい、けど明日また仕事…の繰り返しでしんどい方。院内のコミュニケーションで疲れてどうしようもない方。委員会活動やらなんやらで、勉強疲れも貯まってしまった方…そこから抜け出すための大きなエネルギーが残っていない方が多いのです。

看護師転職サイトとは、こうした方がスマホやPC、タブレットから求人情報を受け取る仕組みです。とはいっても、全国に140万人もの看護師がいて、毎年その10%が転職すると言われています。もしかすると転職したいのはあなたの同僚かもしれませんし、かつての看護学校時代の同期かもしれません!

行きたい病院、入職したい病院が重なってしまったら、今の境遇から抜け出せないままかも…そうならないために「優先的に転職できる仕組み」になっているのが、転職サイトです。登録して「非公開情報」を受け取ることが転職成功への近道になります。この非公開情報を探してくるのが「転職エージェント」というわけです。

転職エージェントと病院の関係は?

転職エージェントの「エージェント」とは代理人、スパイなどと訳されます。もちろん、転職エージェントは病院のスパイ(回しもの)ではありません。病院と看護師の仲立ちをして、手数料を受け取るのが仕事です。

病院は優秀な看護師を集めようと求人を行います。そのために新聞や雑誌、ネット広告など多額の費用を費やします。ですが、こうした宣伝広告は決して安いものではありません。

また、場合によっては「あの病院はいつも求人広告をだしている…」と逆に敬遠されるケースがあります。つまり「いつも広告ばかりで、看護師に人気がないのでは?」と思われてしまうことも多いのです。

そのため、病院はあえて広告を出さずに、信頼しているエージェントに依頼して看護師を紹介してもらいます。Aエージェント、Bエージェント、Cエージェントと3社がある場合、病院はABCのどれかと契約して求人を教えます。エージェントは転職サイトに登録した看護師の中から「この人が最適」と思われる看護師を紹介。そして契約すると手数料(紹介料)を受け取るのです。

エージェントにはキャリアアドバイザーがいる

ただ、手数料の受け渡しは看護師が転職して半年後…というところが多くなっているのをご存知でしょうか?せっかく入職したものの、2週間で辞めてしまったのに、手数料を払うわけにはいかない…というのがその理由。半年勤めれば、まず2年は問題なく継続雇用されます。2年続けば、5年は問題なく病院のスタッフとして活躍されるはずです。

この看護師の紹介役が「キャリアアドバイザー」と言います。会社によっては「コンサルタント」とも呼びます。優秀なキャリアアドバイザーになればなるほど、看護師の希望条件と病院の希望条件のマッチングが近く、相思相愛の関係になります。

もし、転職サイトに登録してキャリアアドバイザーと面談できた場合、聞いてみてはいかがでしょうか?「私が入職したら、病院からの手数料はすぐに受け取るんですか?」と。

キャリアアドバイザーが「あなたが入職して半年後に受け取ります」と回答した場合は、そのエージェントは仕事に自信がある証拠。もし「それはちょっと教えられません…」と言われたら、力のないキャリアアドバイザーということになるかもしれません。この求人は絶対にあなたが気に入るはず、だから半年で辞めるわけがない…と胸を張るキャリアアドバイザーこそ、信頼できると言えるでしょう。

キャリアアドバイザーは契約社員が多い。だからよく見極めよう

転職エージェントは50社以上ある…と言われています。そもそも、病院を訪問し人事担当者と面談して、今度は看護師とも面談する…それだけではありません。看護師の中には「どうしても残ってほしい」と言われながら転職してしまうことで、病院が転職手続きの際に意地悪をするケースもあります。

そうした後処理をすべてきれいに行わなければならないのが、キャリアアドバイザーです。彼らは病院にも信頼され、看護師にも信頼されなければ仕事ができません。そしてこの仕事は契約数で給与が貰える歩合制が普通。つまり、一件でも多く契約を上げなければならないのです。

中には「この病院は絶対にイイですよ!」と強引に勧めてくるケースもあります。看護師の示した条件とはまるで違う病院を紹介する人もいるでしょう。その場合ははっきりと断らないといけません。

もしそのままずるずると承諾して、入職後に精神的に落ち込んで病気になってしまったら、転職の意味がなくなってしまいます。ですから、キャリアアドバイザーが自分にとって合っているのかどうか、よく考えましょう。そのためにも、2社か3社程度エージェント登録すると安心です。

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