小さい子供がいる看護師の働き方!みんなどうしているの?

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妊娠出産で休職、そして子育てにめどがついて復職…誰もが出産前に考える人生設計。とはいっても、ご主人の収入や住宅ローン+車のローンといった支払い金額を考えると、どうしても自分の収入が必要になる!という方も多いでしょう。

看護師という職業は職場復帰しにくいのでしょうか?子育てナースの働き方を調べてみました。

産後6週間で職場復帰。そこまでして復帰を急ぐわけは?

総合病院や大学病院などの「産休」と「育休」。病院によっては「分娩休暇」「育児休暇」と呼ぶところもあります。特に、育児休暇は子供が3歳になるまでの期間内で休暇を取ることができる、という制度が多く見られます。

特に大病院の場合、完全に離職するよりも籍を置いたままにする方が職場復帰しやすい、と考える方がいます。逆に失業保険をもらうためにいったん病院を辞めてしまう…という方もいます。失業保険は病院に6カ月以上在職していれば、以後給付金が支給される仕組みです。もちろん、病院が社会保険に加入していないといけないのですが、パートやアルバイトは社会保険非加入の場合が少なくありません。まずはそこを調べましょう。

総合病院の場合、出産を機に離職しても復職することをアピールしておくと、病院側も心づもりをしてくれます。どんな病院でもよほどのことがない限り、看護師を手放したくありません。大事なのは復帰時期ですが、産後すぐに病棟に戻る…とはいかないもの。体力的にも赤ちゃんとの時間を考えても外来での勤務が一般的です。

最近産後に急いで職場復帰をしたがる看護師さんが増えていますが、その理由の一つが「外来看護師」のポジション争いです。産休明けの復帰看護師の場合、病院もできるだけ希望を叶えようとします。が、病棟から外来へ異動したいという看護師、あるいは転職してきて外来希望…など、外来人気が高いことから、産休明けすぐにポジション確保を頑張る…というわけです。

実家の親と同居。マスオさんが全面的に協力してくれると、職場復帰はうまくいく

産後半年ほど経ってから職場に復帰するケース。あるいは、完全に新規の職場からスタートするケース…と様々な看護師さんがいらっしゃるでしょう。特に、大規模病院の場合は病棟・外来のほかに執刀介助、検診業務や訪問看護、透析など様々な部門があるかもしれません。

残業がなく、定時に仕事が上がれる職場が用意されている場合は、ぜひそれを活用したい。その際に家族の協力は欠かせません。

実家が近い、あるいはご主人のご両親の家に同居している。でももっと援軍になるのは実家に同居する場合でしょう。自分の母親や父親、そしてご主人が子育てに協力してもらえるならば、育児は乗り切れるはずです。あるいは、院内に託児所があれば早いうちから希望して枠を確保しましょう。

託児所の多くは寝るだけ、といった環境です。屋外に散歩…とはなかなかいきませんが、託児所付きの看護師がいますので、安心。ただ、お子さんにちょっと熱があるから…と細かく「オンコール」が来る場合もあります。

小さい子供を抱えている場合は、病院選びも子供中心に考える

実家に頼れない、ご主人も仕事が忙しい…というケースもあるでしょう。中にはシングルマザーというケースもあるかもしれません。その場合はやはり子供を預かってもらい働く…という選択肢になりがちです。

ちなみに託児所のほかに「ベビーシッター」もあり、一時間1,500円程度から預かってくれます。中には0歳0か月(生後50日ごろから)からすぐに預かるところもあり、経験豊富なベビーシッターが面倒を見てくれます。もちろん、費用負担はかかりますが、正社員看護師として働く方には強い味方となるでしょう。

多くの産後看護師さんが悩むのが「預ける場所」と「勤務先病院」との距離。仕事が終わって電車で帰る、自転車、バス、鉄道…と様々なルートがあるでしょう。もちろん自家用車で託児所まで子供を迎えにいく方も。

その場合できるだけ近い距離、そして家までの距離とそれぞれの方向が近いことが大事です。とはいってもなかなかうまくはいかないのがロケーション。ですが、距離を取るか託児所の金額を取るか…を考えると、やはり距離を取る方が多い。少しでも近い距離に家・託児所・病院があった方が精神的にも肉体的にも楽ですし、子供に早く会えるわけです。

子供を持つ先輩ナースや同輩ナースの情報は頼りになる

看護師だけでなく、どんな職業でも子供を持ちながら働くのは大変。ですが、逆に子供を預かる仕事をする女性も増えています。最初はなかなか産後就職での問題点がいっぺんにやってきてあたふたするかもしれませんが、経験者や同輩に聞くと必ずいいアドバイスが出てくるものです。

場合によっては、託児所のある病院に転職するのも手。病院の敷地内に保育園を持つ病院も徐々に増えていますので、ぜひこういった病院を「転職サイト」で探すのも良い方法と言えます。

「看護師転職サイト」とは、全国にまたがる情報網。東京から関西、あるいは地方の隣県で担当するエージェントが連携して病院探しをしてくれます。小さな子供がいて、働けない…という時代ではありません。ぜひエージェントの力を頼って子育てと仕事の両立を図りましょう。

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